2ちゃんねる と 5ちゃんねる

投稿者: | 2023-08-05

Wikipediaの内容から整理

元々の2ちゃんねる

2ch.net ドメイン

分裂

2014年2月19日

ジム・ワトキンスがひろゆきの管理権限を剥奪した。ジムは、サーバー料金の未払いを理由に、ひろゆきら旧運営陣を全員解任したと説明。2ちゃんねるの実質的管理者となる。

2014年3月27日

西村博之名義で「2ch」の商標を出願。4月1日、ひろゆきは「2ch.netがN.T.Technologyに乗っ取られた状態にあり、2ch.netの諸権利は西村博之ないしパケット社に帰属する」とコメントした。これに対して「2ch.net」のドメインを所有するRacequeen Inc.は「2ch.netの諸権利はRacequeen Inc.が有する」と反論している。

2014年4月11日

「2ちゃんねる」(2ch.sc) を開設し管理人に就任。なお、2ch.scは2ch.netのデータをコピーしたサイトと評されている。また、これに対抗する形でジムは「4ch.sc」というドメインを独自に取得した。

2016年5月

ひろゆきが「2ちゃんねる」および「2ch」の日本国内における商標権を取得

ひろゆきは世界知的所有権機関 (WIPO) の調停・仲裁センターに「2ch.net」が不法占拠されているとしてドメインの移転を求める申立てを行った。しかし同年7月、WIPOはひろゆきによる上記のドメイン移転申し立てを棄却した。

特許庁は、Race Queen Inc.が申請していた「2ch」「2ちゃんねる」の商標登録無効審判請求を棄却する。

2017年10月1日

ジムにより「2ちゃんねる」(2ch.net)が「5ちゃんねる」(5ch.net)へと名称およびドメイン名が変更された。

2018年6月22日

ひろゆき(東京プラス株式会社)が、5ちゃんねると8chanのサーバーを管理運営するN.T.Technologyを相手取った民事訴訟で、東京地裁は「ひろゆきは適切にサーバー使用料を支払っていた」としてN.T.Technologyの債務不履行を認め、損害賠償および前払いのサーバー使用料の返還を同社に命じた判決を出した。

2019年4月25日

8chan(8ch.net)のTwitterアカウント (@infinitechan) は、東京地裁による一審判決を東京高裁が破棄し、ひろゆき(東京プラス社)の請求が全て棄却されたと発表した(=ひろゆきの逆転敗訴)。12月4日には、5ちゃんねる (5ch.net) のTwitterアカウント (@5chan_nel) が、最高裁判所での上告棄却および不受理決定により、東京高裁の請求棄却判決が確定したと発表した(=ひろゆきの敗訴確定)

一方、
2ちゃんねるの商標権を巡る裁判では、知財高裁が2023年1月26日、賠償請求を退けた一審東京地裁判決を変更し、N.T.Technologyに2億円余りの支払いを命じた(=ひろゆきの勝訴)。これは「無断で掲示板の運営から西村氏を排除し、標章を使用した過失があった」と認定した上で、広告収入を月額500万円と算定し、43カ月余りにわたり損害が生じたと判断したものである。

2021年

未来検索ブラジル元社長の深水英一郎は、ひろゆきに対し、損害賠償訴訟を東京地裁に提訴した。ひろゆきが『ニコニコ超会議2019』で「深見は会社の資金を横領した」など根拠不明な妄言をおこない、それにより名誉を傷つけられたためである。裁判では、ひろゆきの主張は全て却下され、深水英一郎が全面勝訴した。結果、東京地検は60万円の損害賠償を命じ、ひろゆきは60万2525ニコニコ円を支払った。なお、ひろゆきが自らの意志で賠償金を支払ったのは、これが初とされる。深見によれば、ひろゆきが賠償金を支払ったのは民事執行法と財産開示手続の強化により、賠償金を支払わずに逃げ続ければ刑事罰を課されるようになったためとしている。

2023年4月18日

2ちゃんねるの商標権裁判でジム・ワトキンスから勝ち取った約2億円の損害賠償のうち5000万円が差し押さえられていたことを清義明が明らかにした。差し押さえたのは2ちゃんねる上での誹謗中傷により損害賠償が認められた債権者であり、ひろゆきが強制執行に従わなかったため、延滞金や制裁で5000万円に膨れ上がったという。また差し押さえの発覚によって、ひろゆきが主張してきた「時効成立」は成立していなかった。

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